「間違っちゃいない」で泣いた理由

ため息ばかりの毎日が、

少し、いやだいぶ

ワクワクしていた今日。

 

12/4 ジャニーズWEST5枚目のアルバム

 

「WESTV」のフラゲ

 

一つ一つ曲を聞いて、

家で1人C&Rしたり、何これ?!ってビックリしたり、げらげら笑ったり、

 

あー今回もうえすとらしいアルバムだなぁと思っていた。

 

でも、いちばん最後の曲で、こんなにも感情が揺さぶられるなんて、思ってなかった。

 

「間違っちゃいない」

 

いきなりしげの歌声とギターで始まって、

なんかドキッとした。

 

「光れない 馴染めない なぜ同じように生きれないの」

 

この言葉が、私の中の何かに触れた気がした。

 

「予定詰まった カバン捨てて帰ろかな」

 

大学に入学した今年の春。関東から知り合いも同級生もだれもいない関西に引っ越して、一人暮らし。委員会に入って、週3回の部会と会議。一年生で責任者も任されて、いきなり10人以上をまとめたり仕事振らないといけなくなった。

 

頑張って、気張って、頼れる責任者になりたかった。でも、付いてきてくれなかったり、私じゃない人が仕切り出したり、頭も心もダメになりそうだった。

 

私は向いてないのかな。

 

この道は間違ってたのかな。

 

 

そう思うのと同時に、

 

ここで出会った大事な人もいる。

 

やりたかったこともある。

 

って、ずっと考えが行ったり来たりしてた。

 

でも、

 

「君と出会ったことも 夢を信じることも」「間違っちゃいない」ってストレートに言ってくれたこの歌は、私が欲しかったことばを全部くれた気がした。

 

私たちは「間違い探しの世界」で生きてる。間違いだらけなら、いっそそのままでいい。赤ペン持って全部に丸つけてたら、インクが足りない。

 

いいんだ。間違ってても。それも

 

「間違っちゃいない」んだ。

 

インスタやツイッターで流れてくる、同級生たちの楽しそうな姿。

 

いいなぁ。私もこんな風にキラキラしたい。

 

それは全部「ないものねだり」。

 

思ってたのと違った。

 

何度も何度も思った。だけどそんなこと思っても意味がないって、今日、この歌詞を聞いてようやく気づいた。

 

「理想と現実で結ぶ靴ひも 歩けるかな」

 

ううん。きっと歩けない。

 

現実と理想はいつだって違う。

 

それを結びつけてたら

 

いつまでたっても前には進めないんだ。

 

「どうしようも無いくらい どうしようの繰り返し」

 

そんな毎日でも、それでも、私は

 

「間違っちゃいない」

 

誰も肯定してくれなかった「間違ってる自分」をこの歌がそれでもいいって褒めてくれた。

 

だから、

 

涙がとまらなかった。